?? 3日目

学会は2日間で終わったけど、なぜかまだ東京にいる。


家に泊めてくれたツレのおすすめマンガ。



皇国の守護者 1 (1)

皇国の守護者 原作:佐藤 大輔、絵:伊藤 悠


架空(というより異次元とか平行世界といった方がいいかも)の世界における
明治中期の日本のような「皇国」と、
同じ時代の帝政ロシアプロシア帝国をあわせたような「帝国」の話。


ロシアが本気を出して日露戦争に取り組んだいたら、
日本軍もこんな感じで蹴散らされていただろうなあ、
というくらいに救いのないストーリー。


この主人公の新城中尉も、
コネも人脈もなく組織から使い捨てにされそうな立場で、
何度も絶望的な戦況を知勇を振り絞って血路を開いたり、
軍功を認められ昇進してもより大きな責任を負わされ
一層困難で危険な任務を押しつけられたり、
救いがない状況。


しかし、主人公達の戦争への恐怖、任務への苦悩、生き残る事への希望、
その全てを巧みに描き出し、要素を非常に上手く絡み合わせていて、
かなり面白い。


続きが読みたい、この一言に尽きる作品。